滋賀県草津市|親が認知症になる前に。-家とお金を守る-
こんにちは、しげのぶ不動産の相続相談担当マナベです。
日々、相続やお住まいのご相談をお受けする中で、私がよく感じるのは「もっと早く知っておきたかった」という皆さんの切実なお声です。
特に、お父様やお母様の「認知症」に関すること。これは単なる病気のお話ではなく、実はその後の「お家」や「お金」の管理に、とても深く関わってくる大切なテーマなんです。
少し難しいイメージがあるかもしれませんが、今日は私と一緒に、ゆっくりと状況を整理してみましょう。この記事が、あなたのご家族にとって「安心の第一歩」になれば嬉しいです。
「他人事ではない」からこそ、知っておきたいこと
今の日本では、65歳以上の方の約6人に1人が認知症になると言われています。(2020年推計:厚生労働省研究班によるデータ)
今や認知症は、特別なことではなく、誰もが無関係ではいられない身近な病気の一つです。
「うちはまだ、少し物忘れがある程度だから大丈夫」そう思われるかもしれません。 でも、いざ判断能力が低下したとみなされると、ご家族であってもお手伝いができなくなる「壁」が出てくるんです。
まずは、その「壁」がどのようなものか、一緒に見ていきましょう。
ご家族が直面する「できないこと」の現実
親御さんの認知症が進んだ際、一番に困ってしまうのが「お金」と「住まい」の管理です。
1. お金の引き出しが難しくなる
たとえ実のお子さんであっても、親御さんの口座から自由にお金を引き出すことは原則できません。施設の入居費用や入院費が必要になった時、ご家族が立替をしなければならなくなるケースも少なくありません。
2. お家の契約や修繕が止まってしまう
不動産(家や土地)についても同じです。名義人であるご本人の意思確認ができなければ、売却はもちろん、古くなった箇所の修繕やリフォームの契約も難しくなります。たとえお子さんが「親のために」とお金を出したとしても、勝手にお家を直すことができないという、もどかしい状況が生まれてしまうのです。
このように、資産が「凍結」されたような状態になってしまう。これが、認知症と不動産の切っても切れない関係なんです。
元気なうちに「将来のバトン」を渡す準備を
こうした困りごとを防ぐために、最近よくご相談を受けるのが「家族信託」という仕組みです。一言でいうと、元気なうちに、将来の管理を信頼できる家族に託しておく「未来へのバトンパス」のようなものです。
事前に準備をしておくことで、以下のような安心が得られます。
- 万が一の時も、資産が凍結されずに管理できる
- ご家族で話し合いながら、お家やお金を大切に使える
- 複雑な手続きを、前もってスムーズに整えておける
他にも「成年後見制度」といった方法もありますが、一度始めるとやめられなかったり、費用がかかり続けたりといった面もあります。だからこそ、まずは「自分たち家族には、どのバトンの渡し方が合っているのかな?」と、元気な今のうちに整理しておくことが大切なんです。
まずは「知る」ことから始めませんか?
大切なのは、何かが起きてから慌てるのではなく、何もない今のうちに「知っておく」こと。そして、ご家族で少しだけ将来の話をしてみることだと思います。
「うちの場合はどうなるんだろう?」「まずは何から話せばいい?」 そんな漠然とした不安があれば、いつでもお声がけください。私は司法書士や税理士ではありませんが、その前段階の「交通整理」をする案内役として、あなたのお話をじっくり伺います。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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場所:しげのぶ不動産 草津店
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