2025年10月16日

成約報告

【事例】任意売却して下さい!の依頼

こんにちは、しげのぶ不動産代表の伊藤です。
今回は、ローンの支払いが困難になった方からのご相談事例をご紹介します。
最初は任意売却を希望されていましたが、結果的により良い解決方法を見つけることができました。
同じような状況でお困りの方の参考になれば幸いです。



不動産売却の様々な理由

ご自宅を売却される理由として色々あると思います。
代表的なのは

  • 相続したから売りたい。
  • 住み替えしたいから売りたい。
  • 離婚したから広い家は不要で売りたいなど。

そんな中でローンの支払いが厳しいので売りたい方もおられます。
今回はそんな依頼でした。



任意売却とは何か

そもそも任意売却とは。
通常ローンの支払いが厳しくなると、まずは銀行と相談して支払いを減額してリスケします。
それでも支払いが出来なくなると、大半まずは任意売却をします。
これには金融機関の同意が必要にはなりますが、市場相場より少し安価で一般に販売活動をします。
売却したお金でローンを返済して、不足分はその方の個人債務で継承されます。
結局借金は背負う必要があります。



これよりひどいのが強制競売です。
裁判所のお世話になり入札で売却されます。
その場合はほぼ自己破産されることが多く、その後の人生が厳しい物になります。



今回の事例について

今回まず最初の電話で、支払いが厳しく「任意売却してほしい」とのことでした。
訪問してお話を聞くと、離職したので支払いの延滞が三ヶ月を過ぎ、銀行からも督促がきているとのこと。
銀行は当然に早く解決して精算を希望します。



残債を確認すると予想よりは少額でした。
通常、仲介で販売する場合と比べて、我々業者が物件を買取る場合、市場価格の60%から70%になります。
それを踏まえても十分にお金が残る査定になり、任意売却する必要はありません。
仲介で販売するといつ売却出来るか不明確、販売期間中もローン返済が必要なのでそれは厳しい。
結果、弊社で買取をし、ローンも全額返済して売主様の手元にもお金が残りました。



売却後の住居確保について

余談ですが、無職で保証人も居ない場合は賃貸契約もなかなかしてくれません。
賃貸の保証会社が許可しないためです。
今回売却後はご実家などには頼れないので賃貸をご希望、保証人も居ないとのこと。
ですが、賃貸会社には現預金があれば入居できる物件もあります。



今回は売却後の余ったお金で残高証明を発行してもらい、無事に次の賃貸に引っ越しして頂きました。
実際は物件の決済後に賃貸の審査を通過させてからの引っ越しのため、決済時はまだ居住されたままで、引っ越し猶予期間を定めての決済にしました。



まとめ

弊社としてはリスクがありましたが、今回のように御相談頂ければ少しでも負担の少ない解決が可能な場合もあります。
何でもお気軽に御相談頂ければと思います。



不動産は大きな資産です。少しの工夫と準備で、結果的に手元に残るお金が大きく変わってきます。
不安な方は早めに行動し、安心できる売却を進めてください。



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