2024年8月5日
工務店と不動産屋のしげちゃんです! 今日は労働時間の2024年問題について 今年の春から、労働時間の規制が建設業・運送業にも適用になりました。 弊社も今まで少しなーなーでやっていた部分があり、今年からは社労士事務所さんの指導の下、労務管理について是正を行ってきました。 きっちり管理をされている会社のオーナーさんなら、身に染みておられることだと思いますが、本当に労務管理ってややこしくて大変です。 私も今回その入り口程度は少し知った気がしてます。 ♯まだまだですが 大切な事とは分かってますが、あちこちにムリが生じるんです💦 そこが零細企業のだめなとこなんでしょうが。 先日も運送業にお勤めのお客様と、契約や役所で取得して頂く書類などの日程打合せをしてました。 勤務時間を伺うと、月曜から土曜まではずっとトラック(そもそもここがおかしい)で本州を行ったり来たりされていて、土曜は21時以降(まあまあ遅い)に帰宅。月曜は遠方の場合、日曜の夜からスタート(ここもおかしい)されるとのこと。 私も18歳の頃少しトラック乗ってまして、中距離(600キロくらい)のドライバーしてた時、正にこんな感じでした。 今の場合でも長時間勤務で恐らく違反とは思います、それでも本人さんは、そこそこ高給がもらえるから何の不満もないと。 結局ここだと思うんです。 もともと長時間でも給料がいいからやってますって方はたくさんおられると思うんです。 それを勝手に法で縛って、結果勤務時間が短くなり希望の手取りが稼げなくなれば、転職されることもあります。そうでなくても運送業は人手不足なのに、益々人手不足になり、補填のためにルールに沿った短時間を高給で雇用する必要がある。 そうなれば当然に輸送コストは爆増し、しわ寄せは運送会社の利益圧迫と消費者のコストになります。 日本には就職の自由があります。 無理矢理の長時間労働を強いられている訳ではないのに、一つのルールで縛るが為に,あちこちに問題が生じます。 長時間が嫌なら転職すればいいんです。 建設現場も同じで、土曜は休み残業も無しになると、工期がどんどん伸びて結果は全て消費者のコストに跳ね返る。 働き方は人それぞれ自由で、ワークライフバランス重視もあれば、仕事が人生って方も多数おられます。 そこは選択の自由でしょって。 ほんまに改悪としか思えない。