2024年7月22日

2024年7月22日

工務店と不動産屋のしげちゃんです!

 

今日は少しイラッと案件がありましたので報告させて頂きます。

最初の説明が長いのはお許し下さい。

 

不動産を売る際に、依頼する仲介業者と販売活動を委託する契約をします。

この契約には3種類あり、簡単に説明させて頂くと

 

一般媒介   同時に複数社に販売を依頼する

専任媒介   1社に販売を依頼する(自己発見取引ができる)

専属専任媒介 1社に販売を依頼する

 

専任媒介と専属専任媒介は似てますが大きな違いがあり、売主様がご自身で買主様を見つけたときに、専任媒介は依頼していた仲介業者を外して直接契約が可能です。

専属専任媒介は、売主様がご自分で買主様をみつけた場合でも、必ず契約中の仲介業者が介入して仲介業務を行うルールになっています。

 

専任媒介は売主様がご自身で買主様を見つけて、しげのぶさんに仲介依頼してたけど、もう直接取引しますって言えるんです。

そうなれば今まで物件調査(販売の準備です)や広告活動をしていても、弊社は仲介業務が無くなり手数料が頂けません。

実際には、専任媒介で売主様が見つけられた買主様がローンを利用される際は、不動産業者の作成した契約書類が必要になり、仲介に入らせて頂く事が多いです。但しこの場合仲介手数料の減額は希望されます。当然ですよね。

 

今回、弊社は専任媒介中のお客様からこんなお話をされました。

売主様のお取引がある銀行に自宅を今販売中と伝えられた際に、銀行担当者が「それならうちからもお客さんおられたご紹介しますよ、だから物件資料が欲しいので業者さんから貰って下さい」とのことでした。

 

売主様は悪気無く私に「資料何部かちょうだい」と言われました。

 

私は、どこの銀行ですか?と聞くと、弊社も取引している銀行です。

♯おいおい

 

銀行が金利で稼げなくなってから、金融商品・保険など、色んな商品を以前より増して販売しますが、最近多いのがビジネスマッチングによる紹介料稼ぎです。

皆さんもよく聞かれると思います。

 

ここで私は売主様に質問、弊社の取り扱いって伝わってますか?

「伝えたよー」

♯それでもか おいおい

 

銀行もただで動くわけも無く、どういうつもりでしょうか。

みんな背に腹変えられないのは分かります。

特に同業者間ではよく見受けます。

しかし銀行も取引先に対してそんなことをしてくるのかーと

誰か「商道」って教えないとダメですね。

 

人の振り見て我が振り直せ

よく父親に言われました

注意して生きていきます。